

菅生町の住宅
制振ダンパーをセットしています。新築でこれを採用するのは今回が初めてです。 1階に4ヶ所設置。ダンパーは壁量計算に加えておらず、筋交いだけで強度は足りていますが、このダンパーが揺れを吸収してくれることで、大きな地震の際のさらなる安全と、建物の仕上材の損傷まで和らげてくれることを期待しています。


菅生町の住宅
ベランダの防水工事 我孫子の2世帯住宅に続いて、㈱永住産業の「スカイプロムナード」を採用しました。 これは合板による下地で、ここまでは大工工事でできます。 化粧鋼板による防水です。 施工の早さ、きれいさ、臭いの無さ、地震でひび割れる心配が無いこと、そして意外と安価なのが良いと思います。 サッシ下の立上りは、180取りました。フラット35の基準は120ですので、余裕があります。


菅生町の住宅
洗濯物を干す部屋があります。トップライトを付けました。 紙が巻いてある細めの梁は、物干し金具を付けるための梁です。 お盆を挟み、工事再開。ここのところ雨ばかりで困ったものですが、暑さが少し和らぐので助かります。


木造住宅の耐震診断を行いました
築47年の平家。南側に続き間がある、柱の少ない間取りです。増築した下屋の水上部分からの雨漏りが気になりますが、地盤が良く、基礎がほとんど無傷です。屋根を葺き替えたり外壁の塗装をしたり、と、メンテナンスを良く行ってあります。 小屋裏も、床下も、部材が少ない傾向があります。いろいろと不安です。 試しに「制振ダンパー」を採用した場合を検討してみたところ、合計6ヶ所の補強で上部構造評点1.0相当という結果でした。・・・補強するか建て替えするかと問われれば、それでも建て替えをお勧めしたいところです。設備の老朽化など、生活に支障あるところが多々あるのというのも理由のひとつ。 でも家は思い出のかたまり。難しい問題です。