石塀の改修工事
納屋の改築が完了し、今度は大谷石の塀を造り直す工事です。
解体してみると、鉄筋は所々入っていましたが、十分な量ではありませんでした。一方、基礎は頑丈にできていましたが基礎からでている鉄筋が心もとない感じでした。控え壁もまばらでした。
塀改修計画に当たっては、2段残して笠木を付ける案や、笠木と控え壁をRCで造って補強する案、竹垣フェンスを既存基礎の後ろに建てる案、基礎とブロックで低い塀を造り上に目隠しフェンスを付ける案、といろいろ出させていただきましたが、大谷石調の化粧ブロックで既存と同じように造ることに決まりました。
納屋の完了検査をパスするための工事でもありますが、何より建て主様が通学路に面したこの古い塀を不安に思ってらっしゃったため、全部解体、全部造り直しという方向で進みました。
安全で頑丈な塀を造りたいと思います。